「ズキン、ズキン」と脈打つように痛む頭痛。
吐き気がしたり、光や音がつらく感じたりして、日常生活に支障が出てしまうこともあります。
「天気が悪くなると頭が痛くなる……」
「生理前後になると片頭痛が起こりやすい」
「頭痛がつらいけれど、薬を何度も飲んでいいのか心配」
このように、片頭痛に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
片頭痛は、単に「頭の血管が広がることだけ」が原因で起こるものではありません。
神経系の働きなどが複雑に関係して起こる疾患と考えられています。
また、天気の変化や睡眠、ストレス、月経、光やにおいなど、発作のきっかけも人によってさまざまです。
そこで今回は、片頭痛が起こる仕組みや、発作を起こしやすいきっかけ、つらいときの対処法、日頃からできる予防のポイントについてご紹介します。
目次
片頭痛というと、「頭の血管が広がることで痛みが起こる」と聞いたことがあるかもしれません。
しかし、現在では、片頭痛は血管だけの問題ではなく、脳や神経の働きが関係して起こるものと考えられています。
特に、顔や頭の感覚を伝える「三叉神経」や、そこから放出される物質などが関係して、痛みにつながると考えられています。
そのため、片頭痛では「ズキズキ」「ドクンドクン」と脈打つような痛みが現れることがあります。
さらに、片頭痛では頭痛だけでなく、
- 吐き気・嘔吐
- 光がまぶしく感じる
- 音がつらく感じる
- においに敏感になる
- 動くと痛みが悪化する
などの症状が伴うこともあります。
こうした症状には個人差があり、すべての人に同じ症状が現れるわけではありません。
また、片頭痛には遺伝的な要因も関係すると考えられており、家族に片頭痛がある方に起こりやすいこともあります。
片頭痛そのものの仕組みとは別に、発作を引き起こす「きっかけ」があります。
ただし、何がきっかけになるかは人それぞれです。
「これをすると必ず片頭痛になる」というものではなく、自分の発作パターンを知ることが大切です。
天気や気圧の変化
「雨が降る前になると頭が痛くなる」
「台風が近づくと片頭痛が起こる」
という方もいます。
天候の変化と片頭痛との関係は研究されていますが、低気圧だけが片頭痛の原因だと断定することはできません。
天気がきっかけになりやすい方は、天気と頭痛の記録をつけておくと、自分の発作パターンを把握しやすくなります。
強い光・音・におい
片頭痛では、光や音、においに敏感になることがあります。
特に発作中は、明るい場所や大きな音、強いにおいによって症状がつらくなることがあります。
そのため、頭痛が始まったら、照明を落とした静かな場所で休むことも対処法のひとつです。
睡眠不足・寝すぎ
睡眠不足はもちろん、普段と大きく違う睡眠リズムも片頭痛のきっかけになることがあります。
「休日に寝だめをしたら頭が痛くなった」という場合もあるため、できるだけ起床・就寝時間を大きく変えず、規則正しい生活を心がけましょう。
ストレス
仕事や家事、人間関係などによるストレスも、片頭痛のきっかけになることがあります。
また、強いストレスがかかっている最中だけでなく、緊張が解けたタイミングで頭痛が起こることもあります。
忙しいときほど、意識的に休憩をとることが大切です。
月経
女性の場合、月経前後に片頭痛が起こりやすくなることがあります。
女性ホルモンであるエストロゲンの変動が関係すると考えられており、特に月経の前後に繰り返し頭痛が起こる場合は、月経周期と頭痛の記録をつけておくとよいでしょう。
「毎月この時期に頭痛が起こる」と分かれば、早めに対策をとることにもつながります。
空腹・脱水
食事を抜いたり、水分が不足したりすることも、片頭痛のきっかけになる場合があります。
忙しい日でも食事を極端に抜かないようにし、こまめな水分補給を心がけましょう。
アルコールなどの飲食物
アルコールなど、特定の飲食物が片頭痛のきっかけになる人もいます。
ただし、「片頭痛の人はこの食べ物を必ず避ける」というものではありません。
大切なのは、自分にとって何がきっかけになっているのかを知ること。
頭痛が起きた日時や、その前に食べたもの、睡眠、天気、月経などを記録しておくと、自分の傾向を見つけやすくなります。
片頭痛が始まってしまったら、無理に普段どおり活動しようとせず、できるだけ刺激を減らして休みましょう。
暗く静かな場所で休む
片頭痛では光や音がつらく感じることがあります。
できるだけ照明を落とし、テレビやスマートフォンなどの刺激を避けて、静かな場所で休みましょう。
冷やしてみる
こめかみや首などを冷たいタオルや冷却材で冷やすことで、痛みが和らぐ人もいます。
ただし、冷やすことが必ず効果的とは限らず、人によって心地よい方法は異なります。
冷やしてつらくなる場合は、無理に行わないようにしましょう。
水分をとる
脱水は頭痛のきっかけになることがあります。
吐き気が強くなければ、少しずつ水分を補給しましょう。
無理に運動しない
片頭痛の発作中は、動くことで痛みが悪化することがあります。
「体を動かせば血流がよくなって頭痛が治る」と考えて無理に運動するのではなく、発作中は休むことを優先しましょう。
薬を我慢しすぎない
「薬を何度も飲むのはよくないから……」と、痛みをひたすら我慢してしまう方もいるかもしれません。
しかし、片頭痛には急性期の治療薬があり、症状や頻度によっては予防治療が検討されることもあります。
現在は、片頭痛の治療にはさまざまな選択肢があります。
一方で、鎮痛薬などを頻繁に使いすぎることで「薬物乱用頭痛」につながることもあります。
そのため、「薬は絶対に使わない」でも「痛いから何度でも飲む」でもなく、頭痛の頻度や薬の使用状況に応じて、医師や薬剤師に相談することが大切です。
片頭痛は、発作が起きてから対処するだけでなく、普段の生活を整えることも予防につながります。
睡眠リズムを整える
毎日できるだけ同じ時間に寝起きするなど、規則正しい睡眠を心がけましょう。
寝不足だけでなく、寝すぎも片頭痛のきっかけになることがあります。
食事を抜かない
忙しい日でも、食事を極端に抜かないようにしましょう。
特に朝食を抜く習慣がある方は、無理のない範囲で食事のリズムを整えてみるのもおすすめです。
こまめに水分補給する
喉が渇いてから一気に飲むのではなく、日中にこまめに水分をとることを意識しましょう。
自分の「きっかけ」を知る
片頭痛の予防で大切なのは、「片頭痛になりやすい条件を自分で把握すること」です。
たとえば、
- 天気
- 睡眠時間
- 食事
- 水分量
- 月経周期
- ストレス
- 飲酒
- 強い光やにおい
- 運動
などを記録してみましょう。
「雨の日に多いと思っていたけれど、実は睡眠不足の翌日に多かった」など、自分では気づかなかった傾向が見つかることもあります。
姿勢や体のケアも習慣に
片頭痛がある方は、頭痛だけでなく、普段の姿勢や体の使い方も少し意識してみましょう。
長時間同じ姿勢で過ごしていると、肩や首まわりに負担がかかり、体のこわばりを感じることがあります。
そのため、同じ姿勢を長く続けない、合間に軽く体を動かす、肩や首まわりをリラックスさせるなど、無理のない範囲で体をいたわる習慣を取り入れてみるのもおすすめです。
また、普段から姿勢や骨盤まわりが気になっている方は、日常生活の中でできる骨盤ケアを取り入れてみるのもよいでしょう。
毎日のちょっとした習慣から、自分の体を心地よく整えていきましょう。
毎日の生活の中で姿勢を意識していても、仕事や家事などで長時間同じ姿勢が続いてしまうこともありますよね。
そんな方には、普段の生活に取り入れやすい「整体ショーツNEO+」もおすすめです。
整体ショーツNEO+は、骨盤まわりをサポートすることを目的に作られたショーツで、普段の姿勢や体の使い方を意識するきっかけにもなります。
ショーツタイプなので、毎日の生活に取り入れやすく、無理なく骨盤ケアを続けたい方にも取り入れやすいアイテムです。
もちろん、整体ショーツNEO+は片頭痛を治療するためのものではありません。
毎日の体のケアのひとつとして、姿勢や骨盤まわりを意識する習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか?
「まずは普段の生活から体を整えていきたい」という方は、ぜひ取り入れてみてください。
片頭痛は、単純に「頭の血管が広がること」だけが原因で起こるものではなく、神経系の働きなどが複雑に関係して起こる疾患です。
また、天気の変化、睡眠、ストレス、月経、空腹、脱水、光や音、においなど、発作のきっかけは人によって異なります。
だからこそ、まずは自分がどんなときに片頭痛を起こしやすいのかを知ることが大切です。
片頭痛が起きたときは、暗く静かな場所で休んだり、水分を補給したり、冷たいタオルなどで冷やしたりすることで、症状が和らぐことがあります。
そして、頭痛を繰り返している場合や、日常生活に支障が出るほどつらい場合は、我慢し続けるのではなく医療機関に相談しましょう。
「いつもの頭痛だから」と自己判断せず、自分の頭痛の特徴を知って、適切に対処していくことが大切です。
毎日の生活習慣や体のケアも見直しながら、無理なく自分の体と付き合っていきましょう。