子どもの身長が伸びてくると、親としてうれしい反面、
「うちの子は、周りの子より小さいかも……」
「最近、姿勢が悪くなってきたけど大丈夫?」
「成長期に、親ができることは何かある?」
と、気になることも増えてきますよね。
特に、スマートフォンやタブレット、ゲームなどを見る時間が増えた今、前かがみになったり、背中が丸まったりしている子どもの姿勢が気になる方も多いのではないでしょうか。
では、子どものねこ背と身長には関係があるのでしょうか?
「ねこ背を改善すると、身長が1~2cm高くなることがある」という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。
実際、丸まった姿勢を整えることで、見た目の印象が変わったり、身長が高く測定されたりすることはあります。
ただし、ねこ背を改善したからといって、骨そのものが伸びて身長が高くなるわけではありません。
子どもの成長には、遺伝や体質をはじめ、栄養、睡眠、運動、健康状態など、さまざまな要素が関係しています。
この記事では、子どものねこ背と身長の関係、姿勢を整えるメリット、成長期に大切な生活習慣について、わかりやすく解説します。
目次
- ねこ背だと子どもの身長は伸びにくい?
- 子どものねこ背を改善するメリット
- 子どもの身長を伸ばすために大切な3つの習慣
- 子どもの身長が気になるときは「成長曲線」をチェック
- 大人の姿勢ケアには「整体ショーツNEO+」も
- まとめ
「ねこ背だと身長が伸びない」という話を聞いたことがあるかもしれません。
でも実際には、ねこ背そのものが子どもの骨の成長を妨げ、身長を伸びにくくするとは言い切れません。
子どもの身長は、遺伝的な要因をはじめ、成長ホルモンなど体内の仕組み、栄養状態、睡眠、運動、健康状態など、さまざまな要素が関係しています。
日本小児内分泌学会によると、子どもの身長には大きな個人差があり、身長が低い原因の多くは遺伝や体質によるものです。
一方で、ホルモンや染色体、骨などの病気が関係している場合もあります。
そのため、
「うちの子の身長が低いのは、ねこ背だからかも」
と、姿勢だけを原因だと考える必要はありません。
身長が気になるときは、周りの子どもと比べるだけではなく、成長曲線などを利用して、これまでの成長の変化を確認することも大切です。
ねこ背だと「本来の身長より低く見える」ことも
では、なぜ「ねこ背を改善すると身長が伸びたように見える」のでしょうか?
ポイントは、姿勢による見た目や測定値の違いです。
背中が丸まり、頭が前に出た姿勢では、体をまっすぐ伸ばしたときよりも、全体的に縮こまった印象になります。
反対に、頭を起こし、背筋を自然に伸ばした姿勢になると、体が縦方向に伸びたように見えます。
そのため、姿勢が大きく崩れていた場合には、姿勢を整えることで、以前より身長が高く測定されることがあります。
ただし、これは「骨が成長して身長が伸びた」という意味ではありません。
ここは、子どもの身長を考えるうえで大切なポイントです。
姿勢を整えることと、骨そのものが成長することは別の話。
「ねこ背を改善すれば身長が伸びる」と考えるのではなく、本来の姿勢を保ちやすくするために、日頃から姿勢を整えると考えてみましょう。
身長への影響とは別に、子どもの姿勢を整えることには、毎日の生活の中でさまざまなメリットがあります。(1)見た目の印象が変わる
背中が丸まっているよりも、頭が体の上に自然に乗り、背筋が伸びた姿勢のほうが、すっきりとした印象になります。
「なんだか背が伸びた?」
と感じることがあるのも、姿勢が整って体が縦に伸びたように見えるためかもしれません。
姿勢は、子どもの見た目の印象にも関係する大切なポイントです。
(2)体を動かしやすくする
姿勢は、立つ・歩く・走る・座るなど、日常のさまざまな動作にも関係します。
子どもは成長するにつれて、身長や体重だけでなく、筋肉や骨格も大きく変化していきます。
だからこそ、無理に胸を張ったり、背中を反らせたりするのではなく、体を自然に動かしやすい姿勢を身につけることを意識してみましょう。
(3)「良い姿勢」を無理なく習慣に
子どもに「背筋を伸ばして!」と何度も注意しても、なかなか習慣にならないことがありますよね。
そこでおすすめなのが、親子で一緒に姿勢を見直すことです。
例えば、
- 長時間座りっぱなしにしない
- スマートフォンやタブレットを見るときの姿勢を確認する
- 勉強の合間に立ち上がる
- ゲームの途中で体を動かす
など、毎日の生活の中で少しずつ取り入れてみましょう。
「姿勢を良くしなさい」と注意するだけではなく、姿勢を整えやすい環境をつくることも大切です。
「できるだけ子どもの成長をサポートしてあげたい」
これは、多くの親御さんが思うことではないでしょうか。
ただし、健康な子どもの身長を、本来の成長以上に伸ばす特別な食べ物や運動があるわけではありません。
日本小児内分泌学会も、特別なサプリメントなどによって、本来の成長以上に身長が伸びることは期待できないとしています。
大切なのは、適度な運動、バランスのよい食事、十分な睡眠です。
ここからは、成長期の子どもの毎日の生活で意識したいポイントを見ていきましょう。
(1)バランスのよい食事
成長期の子どもの体をつくるためには、特定の栄養素だけを摂取するのではなく、さまざまな食品を組み合わせたバランスのよい食事が大切です。
骨の材料となるカルシウムだけでなく、筋肉や皮膚など体をつくるたんぱく質、ビタミンやミネラルなども含め、必要な栄養を食事からとることを意識しましょう。
◆カルシウムを含む食品
カルシウムを含む代表的な食品には、
- 牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品
- 小魚
- 大豆製品
- 一部の野菜や海藻類
などがあります。
ただし、
「身長を伸ばすためにカルシウムだけをたくさん摂ればいい」
というわけではありません。
主食・主菜・副菜を基本に、さまざまな食品を組み合わせることがポイントです。
◆たんぱく質を含む食品
たんぱく質は、筋肉や皮膚など、体をつくる重要な栄養素です。
肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などを、毎日の食事に取り入れましょう。
「背を伸ばしたいから」と食事量を極端に増やすのではなく、子どもの年齢や活動量に合わせて、必要な栄養をバランスよくとることが大切です。
(2)十分な睡眠
成長期の子どもにとって、睡眠も大切な生活習慣です。
睡眠中には成長ホルモンが分泌されます。
ただし、昔から言われている、
「夜10時~深夜2時が成長のゴールデンタイム」
というように、特定の時間帯だけを切り取って考える必要はありません。
大切なのは、子どもの年齢に合った十分な睡眠時間を確保し、規則正しい生活リズムをつくること。
夜更かしが続かないよう、寝る前のスマートフォンやゲームの時間を見直すことも、睡眠環境を整える方法のひとつです。
「何時に寝れば身長が伸びる?」
と考えるよりも、
「毎日しっかり眠れているかな?」
と考えてみましょう。
(3)適度に体を動かす
成長期には、食事や睡眠だけでなく、適度に体を動かすことも大切です。
外遊び、スポーツ、ウォーキングなど、子どもが楽しみながら続けられる運動を取り入れてみましょう。
運動そのものに「身長を何cm伸ばす」という効果があるわけではありませんが、健康的な体づくりや生活リズムを整えることにつながります。
また、勉強やゲームなどで長時間同じ姿勢になっている場合には、途中で立ち上がったり、軽く体を動かしたりすることもおすすめです。
「身長を伸ばすための特別な運動」を探すよりも、日常的に体を動かす習慣を大切にしましょう。
と心配になったとき、周りの子どもとの比較だけで判断するのはおすすめできません。
子どもの成長には個人差があるからです。
そこで活用したいのが、成長曲線です。
成長曲線を見ることで、今の身長だけでなく、これまでどのように身長が伸びてきたのかを確認できます。
日本小児内分泌学会では、日本人の子どもの身長・体重を確認できる成長曲線を公開しています。
大切なのは、1回測った身長の数字だけを見るのではなく、
「これまでどのように成長してきたのか」
を見ることです。
身長の伸び方が気になる場合や、成長曲線から大きく外れている場合には、「姿勢が悪いから」と自己判断せず、小児科などの医療機関に相談しましょう。
ねこ背改善は「身長を伸ばす方法」ではなく「成長期の体を整える習慣」
子どもの身長は、遺伝だけで決まるものでも、姿勢だけで決まるものでもありません。
だからこそ、
- 自然に体を伸ばせる姿勢を意識する
- バランスのよい食事をとる
- 十分な睡眠をとる
- 適度に体を動かす
- 成長曲線で成長の変化を確認する
といった、毎日の習慣を大切にしていきましょう。
ねこ背を改善することで、骨そのものが急に伸びるわけではありません。
でも、背筋が自然に伸びた姿勢は、見た目の印象を変え、本来の身長をきちんと表しやすくしてくれます。
そして何より、成長期の子どもが自分の体を大切にするきっかけにもなります。
「もっと背を伸ばさなきゃ」と考えるのではなく、
「今の体が健やかに成長できる環境をつくってあげよう」
そんな視点で、親子で姿勢や生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。
「そういえば、自分も最近姿勢が悪くなったかも……」
と気づくことはありませんか?
子どもの姿勢を整えることをきっかけに、ぜひ大人自身の姿勢も見直してみましょう。
「気をつけているつもりなのに、いつの間にか背中が丸まっている」
「姿勢を正そうとしても、なかなか続かない」
そんな方には、毎日のインナーから姿勢を意識する方法もあります。
整体ショーツNEO+は、骨盤まわりをサポートし、毎日の姿勢を意識するきっかけにもなるインナーです。
毎日身につけるものだからこそ、無理なく続けられる姿勢ケアを取り入れてみませんか?
子どもの成長を見守るだけでなく、自分自身の姿勢や体も大切にする。
親子で一緒に、健やかで美しい姿勢を目指してみましょう。
子どものねこ背を改善したからといって、骨そのものが伸びて身長が高くなるわけではありません。
一方で、姿勢を整えることで、丸まっていた体が自然に伸び、見た目や測定上の身長が高くなることはあります。
子どもの成長をサポートするためには、姿勢だけに注目するのではなく、
「バランスのよい食事・十分な睡眠・適度な運動・良い姿勢」
を毎日の習慣として取り入れることが大切です。
周りの子と比べて一喜一憂するのではなく、成長曲線などを活用しながら、わが子の成長を長い目で見守っていきましょう。
子どもの成長は、一人ひとり違うもの。
「何cm伸ばすか」ではなく、「健やかに成長できる毎日をどうつくるか」。
そんな視点で、親子の姿勢と生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。