BODY SPROUT 20周年連載 第十七話 「2022年 台湾事業スタート!そして私も新たなデビュー」

2022年は、まだまだパンデミックの余波の中だったと思います。
在宅ワーカーとして入社した台湾在住のスタッフLilyと話が弾み、「この人と一緒なら、台湾で整体ショーツを広められる!!」と言って、代表は台湾事業をスタートすることに意気込みました。 ここでも、「そんな唐突に海外展開・・・」というのが私の初感でした。「何をどうやって、どうするん?」全てが脳内ハテナマークでした。

「大丈夫、俺には全て見えてるから」いつものセリフですが、こちらにはナーンも見えていないんです。。。
これを書いていて気づきましたが、毎度このパターンだったのですね。(私にとっては)突拍子もないことを夫がやり出す、と言い始め(そしてそれは夫にとってはやること以外考えられないコトであり)、目隠しされながら歩いてきたような感覚でしょうか。。。これを1話から読んでくださっている方がいるとすれば、呆れていらっしゃるのではないでしょうか。。。同じパターンの繰り返しだったということに。私はこれを書きながら、今この瞬間に気づきました。

私がこのような「天然」な人間であるからこそ、そして多忙過ぎて記憶力が故障しているからこそ、生きてこられたのかもしれません。多少の欠陥には人間は助けられることもあるということです。

さて、台湾に行く、と言っても、その当時はまだコロナの影響で「隔離」というものが存在していました。台湾に到着しても2週間、隔離ホテルの中で過ごさねば入国ができない状況でした。私含め、普通は、「それなら行かない」となるのではないでしょうか? 代表は隔離期間を「誰にも邪魔されずに仕事に没頭できる時間」と楽しみ、何度も台湾へ喜び勇んで通ったのです。
こうして立ち上がった台湾事業、Lilyを中心に現在も台湾の方々に整体ショーツを広げ続ける活動を続けています。


そして、この年の2月、次男同士が0歳児以来のママ友であり、私が一番苦手な経理の部分を一緒に補助してくれていた仲間がこの世を去りました。
会うことは叶わなくても、時々彼女の言葉やぬくもりを思い出します。彼女のDNAは2人の素晴らしい息子さんに引き継がれています。

4月には、新卒の社員を4人迎え入れました。こんなに多くの新卒者を一度に受け入れるのは初めてです。会社の平均年齢がぐっと下がり、若いエネルギーに満ち溢れました。

この年は、私にとって記念すべきこともありました。子供達は、長男 21歳、次男 高3、長女 高1、次女 中1。そう、末っ子が中学校に入学し、一気に自分だけの時間が増したのです!!!
ずっとやりたいと思い続けてきたけど時間がなくてやれていなかったこと、「登山」をついに始めました。2022年6月25日、私は山ガールデビューしました。もうすぐ登山歴4年ですね。

よく山に行っている大学時代の友人に連れて行ってもらい、最初に体験したのは、鎌倉トレイルでした。標高差はそれほどないものの、山道を歩くことを体験しました。実は、最初の1時間半で内心ギブアップしていました。疲労感でもう終わりにしてカフェりたい気持ちでいっぱいでした。バカ体力の友人は「こういう道をあと2、3個は行けるね」と何気なく言うのです。「えぇぇ!!」と内心悲鳴を上げながらも、この友人についていきたい、と思ったのです。私は内心の驚きをひた隠し、黙ってついていきました。彼女が普通に歩く距離を私も歩いてみたい、その一心です。
朝の7時半に歩き始め、休憩しながらも夕方の5時まで歩いていました。35,000歩超えです。それだけ歩いてやっと彼女は「今日はよく歩いた」と満足したのです。恐るべし。 とんでもない疲労感と筋肉痛に見舞われましたが、それ以上に、私は「無理と思い込んでいたことが出来た!」こんな距離を歩くことができた、その喜びの方が上回っていました。その夏に登山靴とリュックを買い、低山から攻めはじめました。

そして、私がやりたいことをやり始めたことが、ひきこもっていた長男にも良い影響を及ぼしたようでした。「ひきこもりは、長期戦です。」と言われたことがありましたが、本当に長期戦です。早く治したい、と思えば思うほど空回りするので焦らないことが一番なのですが、焦らずにはいられないというジレンマの日々が続きます。ひきこもりは子どもが出してくれる家族のSOSだと思いました。2020年夏から地味に続けている月一回の家族会議も地味に効き目を表し始めました。

次回は、その長男が新たな一歩を踏み出します。