BODY SPROUT 20周年連載 第八話 「夫の夢、自分の辛さ、そのジレンマの狭間で」

前年から立ち上げた協会の活動に力を入れるようになった代表。
整骨院での施術はスタッフに任せて、そして自身は休みなく土日祝日も全国各地に出張が増えていきました。

県外の先生からも「猫背矯正」を学びたい、患者様に喜ばれる自費診療を取り入れたい、というお声をいただき
それに真剣に応えることに使命感を感じていたことでしょう。

実は、その頃の自分のことを思い出せず
ずっと心のつぶやきを日記的に付けているブログを遡ってみたら、このような言葉が記されていました。


"これまでずっと、考える時間も余裕も無いまま、 日々の生活をこなすのに精一杯だった日々。
その我慢の蓄積が今、どどーーーんと押し寄せてきている気がします。
子供が4人も居る大変さなんて、誰も分かってくれない。
知り合いの育児中の人たちは、皆、悩みが薄く楽々と生きている感じがする。"


このような、とーーーっても意地汚い、ネガティブな発想に囚われていたんですね。

あぁ、本当に辛い辛いと毎日感じていたなぁ。
もっと子育てを楽しみたい、そのためにはどうしたら、って考えてはいました。

でもどうしても負担が多くて物理的な時間が無さすぎて、ただただ、辛かったのです。 

タイムマシーンがあったら、あの頃の自分を抱きしめてあげたいです。

そしてもし、似たような境遇の方がいたら、私はどんな声がけをするのでしょう。
少し考えてみました。

「よく、本当によく、毎日お子さんたちを守っていますね。
恐らく、今があなたの人生の中で最もしんどい時期なのかもしれません。
人生には波があります。
潮の満ち引きのように、地球も、私たちの人生の流れも、満ちたり引いたりしています。
今はまさに、とても辛い時期の真っ只中なのかもしれません。
今は信じられないかもしれないけど、必ず、上向きに、楽になる時がきます。
「子育ては期間限定」という言葉があります。
今が永遠に感じられてトンネルの出口が見えないかもしれませんが、明けない夜はありません。
今、出来ることを最大限にやりましょう。
今しかできないこと、それは目の前の、幼くて可愛い子たちを直視して、実感して、とことん味わって関わってあげること。
数年もすれば、目の前の幼な子は成長します。
そうしたら、あなただけの時間が増えて、あなたがやりたいと思ったことを思う存分できるようになります。
その時のために、辛くなったら、妄想をリスト化しておいてください。
自由時間ができた時にやりたいことリストを今のうちに妄想してしたためておくのです。
絶対に、それを実行できる日が来ますから。
最初は何も思いつかないと思います。あまりにも自己犠牲の期間が長かったから。
それでも妄想を続けることです。
少しずつ、浮かんできますから、慌てず時間をじっくりかけて妄想を温めてください。
今本当に辛いと思いますが、未来を楽しみにしながら、今できる最善を生きましょう。」



こんな感じでしょうか。
ちょっと記憶から遠ざかっていた日々でしたが
思い返してみると、ジレンマを感じつつ格闘する日々、そんな愛しい時代でした。

2014年 「毎週土日に消える夫、そしてワンオペの私」をお送りします。